業務用エアコンの冷媒ガス漏れ点検義務と対処法【フロン排出抑制法の実務対応】

業務用エアコンの冷媒ガス漏れはフロン排出抑制法上の管理義務があります。法的義務と実際の対処法を解説します。

冷媒ガス漏れの主な症状

  • 冷暖房の効きが徐々に悪くなっている
  • 室外機のコンプレッサーは動いているが冷えない
  • 室外機周辺に霜が異常に付着している
  • 電力消費量が増加している

フロン排出抑制法の義務

  • 冷媒量7.5kg以上:年1回以上の定期点検義務
  • 冷媒量50kg以上:年4回(3ヶ月ごと)の定期点検義務
  • 全機器:3ヶ月に1回の簡易点検(外観確認)義務
  • 点検記録:3年間保管義務

冷媒ガス漏れ発見時の対応手順

  1. 使用を継続しながら業者に連絡する(急な停止は不要)
  2. 第一種フロン類充填回収業者に修理・冷媒回収を依頼する
  3. 漏れ箇所の修理後に冷媒を再充填してもらう
  4. 修理・充填記録を機器台帳に記録する

修理費用の目安

  • 冷媒漏れ箇所の修理:20,000〜50,000円
  • 冷媒再充填(漏れ修理込み):30,000〜80,000円

自主点検チェック項目

  • 室外機周辺に油染み(冷媒油が漏れているサイン)がないか確認
  • 冷暖房の効果が以前と比べて低下していないか確認
  • 異常な結霜・着氷がないか確認

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