最終更新:2026-05-10
業務用電気温水器「水漏れ」の原因:逃し弁(安全弁)からの漏れ
修理費用
5,000〜20,000円
対応時間
翌日〜3日
発生頻度
発生頻度:高
応急処置
逃し弁(温水器側面・上部にある弁、排水管が接続されている)からの漏れを確認してください。少量の漏れは正常動作(膨張水の放出)の場合があります。大量・継続的な漏れは業者に連絡してください。
確認手順
- 1逃し弁の排水管から水が出ているか確認する(加熱中の少量は正常)
- 2逃し弁を手動で開閉してみる(固着している場合は故障)
- 3継続的な大量漏れか・加熱中のみの少量漏れかを判断する
- 4水圧が高い環境でないか確認する(高水圧で逃し弁が頻繁に作動する)
- 5逃し弁の設置から5年以上経過しているか確認する
専門家コメント
逃し弁は温水器の安全装置です。適切に機能しないと過圧によるタンク破裂リスクがあります。5〜7年での定期交換が推奨されます。交換は比較的低コストで安全確保の重要なメンテナンスです。(設備修理士監修)
実際の事例
温水器の排水管から常時水が滴るようになったケース
加熱の有無に関わらず逃し弁から常時水が漏れる。弁の固着・劣化を確認。交換費用8,000円で修理。7年使用での経年劣化が原因。
店舗の電気温水器で逃し弁からの水漏れが床を濡らし続けたケース
「温水器の下が濡れている」と相談。逃し弁(安全弁)のパッキン劣化により、わずかに水が滲み出ていた。逃し弁交換(費用15,000円)で解決。「設置してから一度も確認したことがなかった」とのこと。逃し弁は年1回の動作確認が必要な安全部品であることを説明し、確認方法(レバーを軽く引いて水が出るか確認→正常なら閉まる)を実演した。定期確認を維持管理チェックリストに追加することを勧めた。
逃し弁の固着により水圧上昇で接続管が破裂したケース
「温水器周辺から大量の水漏れ」と緊急連絡。調査すると逃し弁が10年以上の固着(錆びによる動作不良)で機能しておらず、内部水圧の上昇に耐えられなくなった接続部が破裂していた。逃し弁交換+接続管修理で費用38,000円。「逃し弁を知らなかった」という担当者も多いとのことで、温水器の安全弁は「見て知っておくべき部品」であることを周知した。
よくある質問
Q. 逃し弁からの少量の水は正常ですか?
A. 加熱中に少量(数十ml程度)の水が出るのは、水の熱膨張を逃すための正常動作です。ただし持続的に大量に漏れる場合は弁の劣化・固着が疑われます。
Q. 逃し弁(安全弁)から少量の水が出るのは正常ですか?
A. 給湯中や昇温時に一時的に水が出ることは正常です(圧力調整のため)。ただし常時水が滴り続ける場合はパッキン劣化による故障です。年1回、レバーを軽く引いて動作確認(水が出て、レバーを離したら止まる)を実施してください。
Q. 逃し弁の交換時期の目安は?
A. 5〜8年が交換目安です。動作確認の際にレバーが動かない(固着)・水が止まらない場合は即交換が必要です。安全弁の固着放置は最悪の場合タンク破裂につながります。
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