最終更新:2026-05-10
業務用洗濯機・乾燥機「排水不良・排水エラー」の原因:排水ポンプ故障
修理費用
15,000〜40,000円
対応時間
翌日〜3日
発生頻度
発生頻度:中
応急処置
槽内の水を排水バルブから手動で排水してください(機種による)。手動排水できない場合は業者を呼ぶ前に洗濯物を取り出してください。
確認手順
- 1フィルター清掃後も排水されないか確認する
- 2排水時にポンプ動作音(ゴーという音)がするか確認する(無音なら電気系統も疑う)
- 3排水ホースが詰まっていないか確認する(ホースを外して通水確認)
- 4設置から5年以上経過しているか確認する
専門家コメント
排水ポンプへの異物混入(コイン・ヘアピン等)は羽根車(インペラ)を破損させます。コイン類を事前にポケットから確実に取り出す運用ルールが最大の予防策です。(設備修理士監修)
実際の事例
クリーニング業者の洗濯機で脱水後に水が残るようになったケース
脱水が完了するが槽に2〜3cmの水が残る状態。フィルター清掃では改善せず。ポンプ確認で羽根に異物が絡まりインペラ破損が判明。ポンプ交換で正常動作に復旧。
介護施設の洗濯機で排水ポンプ故障により洗濯物が水浸しで止まったケース
「洗濯終了のブザーが鳴らない。ドアが開かない」と報告。安全機能でドアロックが解除されない状態。点検すると排水ポンプ故障で水が抜けきっておらず、機器が排水完了を検知できていなかった。ポンプ交換(費用32,000円)で復旧。衣類は30分手絞りで一部対応。介護施設では洗濯が毎日必須業務のため翌日工事で優先対応した。排水ポンプは消耗品として5〜7年での予防交換を推奨した。
ホテルのランドリーで排水ポンプに異物が詰まって停止したケース
「途中で止まる。エラー表示が出る」と連絡。排水ポンプに溜まっていた硬貨(10円玉3枚)とヘアピンが羽根車を固着させていた。異物除去でポンプは無事で費用10,000円(分解清掃)。「ポケットの中身確認が徹底できていなかった」とのこと。洗濯前のポケット確認の重要性と、排水フィルターを月1回清掃することでポンプへの異物到達を防ぐ方法を指導した。
よくある質問
Q. 排水ポンプは業務用と家庭用で耐久性が違いますか?
A. 業務用は耐久性が高い設計ですが、使用頻度が家庭用の5〜10倍のため、実際の使用時間あたりの寿命は同程度です。定期点検で摩耗を早期発見することが重要です。
Q. 洗濯機が排水できずドアが開かない場合の対処法は?
A. ①電源を切って5分待つ(排水ポンプのリセット)②再起動して排水コースを選ぶ③改善しない場合は前面下部の排水緊急用フィルター(機種によっては手動排水用ホック)を利用して手動排水できる場合があります。取扱説明書の「詰まり時の対処」を確認してください。
Q. 排水ポンプのトラブルを防ぐ日常管理の方法は?
A. ①洗濯前のポケット確認徹底(硬貨・ピン類の除去)②月1回の排水フィルター清掃③年1回の排水経路の専門業者点検、の3点が基本です。排水フィルターにホコリ・糸くずが溜まるとポンプ負荷が増加して寿命が縮まります。
関連する症状
他の設備の修理費用相場・トラブル診断