最終更新:2026-05-10
業務用洗濯機・乾燥機「乾燥しない・乾燥不良」の原因:ヒーター断線(電気式乾燥機)
修理費用
20,000〜55,000円
対応時間
翌日〜3日
発生頻度
発生頻度:中
応急処置
フィルター清掃後も温風が出ない場合は運転を停止してください。電気式の場合は過電流保護が働いている可能性があるため、ブレーカーをリセットして再確認してください。
確認手順
- 1フィルター清掃後も庫内が温まらないか確認する
- 2温風ではなく冷風しか出ていないか確認する
- 3ブレーカーが落ちていないか確認する
- 4機器の過熱防止サーモスタットがリセット可能か確認する(機種による)
- 5設置から6年以上経過しているか確認する
専門家コメント
電気式乾燥機のヒーター断線は突然ではなく加熱不良→断線という経緯をたどることが多いです。乾燥時間が徐々に伸びてきた場合は早めの点検を推奨します。(設備修理士監修)
実際の事例
旅館の浴衣乾燥機で冷風しか出なくなったケース
乾燥運転しても冷風しか出ない状態。フィルター清掃では改善せず。ヒーターの断線を確認し交換で復旧。機器8年で劣化が主因。
クリーニング店の電気式乾燥機でヒーター断線により乾燥時間が2倍になったケース
「乾燥に通常の2倍以上時間がかかる」と連絡。確認すると3本のヒーターのうち1本が断線しており加熱能力が約65%に低下していた。1本断線の場合は症状が徐々に出るため気づきにくい。ヒーター交換費用38,000円。乾燥時間の延長は電気代増加にも直結しており、月額換算で約4,000円の無駄が発生していた計算に。正常な乾燥サイクル時間を記録しておき、延長を感じたら早めに点検することを推奨した。
ホテルの業務用乾燥機でヒーター完全断線後に衣類が生乾きになったケース
「乾燥したはずのタオルが生乾き」と複数のスタッフから報告。ヒーターが完全に断線しており回転のみで乾燥熱が出ていない状態。翌日の部品調達・交換で復旧。費用45,000円。「エラーコードが出なかったので気づかなかった」という事例で、電気式乾燥機はヒーターが完全に切れても回転は続くため、外見上は動いているように見えることを説明した。
よくある質問
Q. ヒーターだけ交換できますか?
A. ヒーター単体での交換が可能です。ただし7年以上の機器ではヒーター交換後に他部品が連鎖故障するケースがあるため、修理費用と機器年齢を考慮して判断してください。
Q. 乾燥機のヒーターの寿命はどのくらいですか?
A. 業務用電気式乾燥機のヒーターは通常8〜12年が目安です。ただし排気ダクトの詰まり(空気流量の低下)はヒーターの過熱を引き起こし寿命を大幅に縮めます。毎回の糸くずフィルター清掃と年1回のダクト清掃がヒーター延命に直結します。
Q. 乾燥機のガス式と電気式はどちらが修理費が安いですか?
A. 一般的に部品代は同程度ですが、ガス式は燃焼系(バーナー・電磁弁)の点検が追加で必要です。ランニングコストはガス式が安い場合が多いです。修理費の比較より、設置環境のガス設備有無と使用頻度・時間帯で機種選択することを推奨します。
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