最終更新:2026-05-10
業務用洗濯機・乾燥機「回らない・脱水不良」の原因:ベアリング摩耗・破損
修理費用
25,000〜65,000円
対応時間
翌日〜3日
発生頻度
発生頻度:中
応急処置
異音(ゴーゴーという振動音)が出ている場合は即時運転を停止してください。破損状態での継続運転はドラムシャフトへの二次損傷を招きます。
確認手順
- 1ドラム回転時にゴーゴー・ガリガリという異音が発生しているか確認する
- 2空の状態でドラムを手で回した際に抵抗感・引っかかりがないか確認する
- 3振動が設置当初と比べて明らかに増大していないか確認する
- 4設置から5年以上経過しているか確認する
専門家コメント
ベアリング故障は突然ではなく振動増大から異音、回転不良という経緯をたどります。振動が増えてきた段階での早期対応が最も安価な修理で済みます。(設備修理士監修)
実際の事例
ホテルのタオル洗濯機で低周波の振動音が増大したケース
数ヶ月かけて徐々に振動が大きくなり床まで振動が伝わる状態に。リアドラムベアリングが摩耗し内輪が変形していた。交換で振動は設置当初の状態に戻った。
コインランドリーで脱水時の激しい振動と異音からベアリング交換に至ったケース
オーナーから「脱水時に機械が揺れすぎて隣の機械に当たりそう」と相談。確認するとドラムの主軸ベアリングが摩耗して軸ブレが発生していた。ベアリング交換(費用55,000円・コインランドリー専門の分解作業)で振動が正常レベルに戻った。「半年前から回転音が変わったけど様子を見ていた」との話で、放置による振動増大がドラムや筐体へのストレスを加えていた。異音の段階での早期対応の重要性を説明した。
ホテルランドリーで定期点検中にベアリング摩耗を発見した予防交換事例
年次点検の際にドラム軸受けの振動測定を実施したところ、規定値の2.5倍の振動を検出。目視では異常が見えにくかったが測定値から摩耗が判定。症状が出る前に予防交換を実施。費用48,000円。「次の定期点検まで1年あるが、このまま使うとどうなるか」という質問に対し、放置すると軸折れ→ドラム分解の危険性(修理費200,000円超)があることを説明し、即交換を選択した。
よくある質問
Q. ベアリング交換の費用は機種によって大きく変わりますか?
A. ドラム式と縦型で構造が異なり、ドラム式の方が工賃が高くなります。前面ドラム式は分解に時間がかかるため25,000〜65,000円の幅があります。
Q. ベアリング交換後の耐用年数はどのくらいですか?
A. 適切な取り付けで5〜7年の再使用が期待できます。高頻度使用の業務用では3〜5年が現実的な目安です。
Q. 洗濯機のベアリング故障の前兆は何ですか?
A. ①脱水時の振動増加(以前と比べて明らかに揺れる)②「ゴロゴロ・ガラガラ」という重い回転音(特に脱水時)③ドラム軸周辺からの水漏れ(ベアリングシール劣化)、の3つが主な前兆です。これらが重なったら早めに点検を依頼してください。
Q. ベアリング交換は修理費が高いですか?代替案はありますか?
A. 業務用ではベアリング交換費用は40,000〜80,000円程度です。機器が10年以上の場合は修理より交換(新品150,000〜300,000円)を検討することもあります。修理 vs 買い替え判定ツールで費用比較ができます。
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