最終更新:2026-05-05
業務用冷蔵庫・冷凍庫「霜付き・庫内結露」の原因:熱い食材の投入・詰めすぎ
修理費用
0〜0円
対応時間
即日
発生頻度
発生頻度:高
応急処置
熱い食材は粗熱を取り25℃以下にしてから庫内に入れる。庫内の食材量を容量の70%以下に減らし、冷気の循環スペースを確保する。
確認手順
- 1庫内に熱い状態(50℃以上)の食材を直接入れていないか
- 2庫内の食材量が容量の70%以下か
- 3冷気の循環を妨げる詰め込みがないか(特に蒸発器付近)
- 4扉の開放時間・開閉頻度が多くないか
専門家コメント
業務用冷蔵庫の霜付きトラブルの約4割は使用方法の問題です。機器の故障と判断する前に、投入食材の温度管理と庫内の詰めすぎ状態を確認してください。(冷凍設備士 監修)
実際の事例
仕出し業者での霜付き解消事例
調理後すぐに熱い食材を庫内に入れる習慣があり大量の霜付きが発生。使用方法を改善(冷ましてから投入・詰めすぎ解消)後、霜付き問題が完全解消。費用ゼロ。
中華料理店で仕込み食材の詰めすぎで冷蔵庫が一時的に高温になったケース
「昼の仕込み後に冷蔵庫の温度が上がった」と相談。訪問して確認すると、庫内の75%以上が食材で埋まっており冷気の循環が完全に妨げられていた状態。機器の故障ではなく詰めすぎが原因。「食材は庫内容積の70%まで」「冷気の吹き出し口・吸い込み口をふさがない」というルールを説明し、食材の配置を整理。費用は診断費のみ(8,000円)。故障と思っていた担当者が「こんな理由で呼んでいいんですか」と驚いていたが、正しい使い方の指導も業者の仕事であると伝えた。
新規開業カフェで炊きたてスープを冷蔵庫に入れて冷凍庫が急上昇したケース
「冷凍庫の温度が突然上がった」と開業1ヶ月の店主から連絡。機器の故障を疑って呼んだが、確認すると当日の仕込みで熱いスープを大量に冷蔵庫に入れたことが原因と判明。高温食材からの発熱で庫内温度が上昇し、冷凍区画まで影響が出ていた。機器は正常で費用は診断費のみ。「必ず粗熱を取ってから(20℃以下にしてから)冷蔵庫に入れる」というルールの重要性を説明。食品衛生上のリスク(急速冷却の必要性)も含めて指導した。
よくある質問
Q. 熱い食材を冷蔵庫に入れてはいけない理由は何ですか?
A. 庫内の温度と湿度が急上昇し、蒸発器に大量の霜が付着します。また食品安全の観点からも、熱い食材の投入は庫内全体の温度を上昇させ他の食材の品質低下を招きます。
Q. 詰めすぎるとどのような影響がありますか?
A. 冷気の循環が阻害され、庫内温度が不均一になります。食材が冷えにくくなるほか、コンプレッサーへの負荷が増大し消費電力の増加や故障リスクの上昇につながります。
Q. 業務用冷蔵庫への食材の適切な入れ方を教えてください。
A. ①庫内容積の70%以下を目安に収納②冷気吹き出し口・吸い込み口をふさがない③熱い食材は20℃以下に冷ましてから入れる④食材は密封して水蒸気の発生を抑える、の4点が基本です。
Q. 業務用冷蔵庫を開けっぱなしにすると温度はどのくらい上がりますか?
A. 外気温25℃の環境で30秒ドアを開けると庫内温度は約2〜3℃上昇します。繁忙時間帯に頻繁な開閉が続く場合は、ドアを素早く開閉する習慣の徹底と、ドアカーテン(ビニールカーテン)の設置が効果的です。
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